11月の風物詩といえば、やっぱりボジョレー・ヌーヴォー。2025年もいよいよ解禁日を迎え、スーパーや通販には色とりどりのボトルがずらりと並び始めました。毎年この季節になるとワクワクしますよね。
もっと幅広く知りたい方は ボジョレー・ヌーヴォー解禁日と楽しみ方完全ガイド をご覧ください。
ただ、近年は為替や輸送コストの影響でワイン価格も上昇傾向に。「気軽に楽しみたいけど、どれを選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は我々「1000円台ワイン研究所」が、1000円台から2000円台で入手可能な銘柄に注目。口コミや公開情報から見える飲みやすさ・フルーティさ・コスパを基準におすすめの8本を厳選し、価格帯別に分かりやすくご紹介します。
【重要】近年の価格動向について
※近年は価格上昇傾向にあり、1000円台で入手できる銘柄は限定的です。スーパーの店頭では多くが2,000円前後〜となっているのが実情です。本記事ではその点を踏まえ、価格帯ごとの選び方を提案します。
初心者の方でも安心して楽しめる、旬のお祭りワインを一緒にチェックしていきましょう。
やすさんデータを見ても、主要なヌーヴォーの価格帯が2,000円以上にシフトしているのは明らかだね。だからこそ、『1000円台』というだけで希少価値がある。価格と品質のバランスを見極める、まさに我々の腕の見せ所だ。



そうそう!昔みたいに全部が1000円台じゃないってことだよね。でも大丈夫!2,000円前後でも美味しい定番はあるし、イオンみたいに頑張ってくれてるPBもある。賢く選んでお祭り気分を味わうのが一番!
▼ボジョレーは店頭では在庫切れが多いので、通販で購入するのもおすすめ


価格帯別|1000円台おすすめボジョレーTOP8(2025)
今年のリアルな市場価格に合わせて、「1000円台で見つけたら即買いの高コスパ銘柄」と、「2000円前後で安心して選べる定番・実力派銘柄」の2つのカテゴリに分けてご紹介します。
注記:毎年ブドウの出来によって微妙な違いはあれど、生産者ごとの基本的な個性は大きく変わりません。以下の短評は、こうした過去のヴィンテージから見られる一貫した傾向を元に、「2025年も、おそらくこのような味わいになるだろう」という予測として記述したものです。
【1000円台】で見つけたら即買い!高コスパ・ヌーヴォー
まずは、今や希少となった1000円台で入手可能な銘柄から。スーパーや量販店で見かけたら、迷わずカゴに入れることをおすすめします。
トップバリュ ボジョレー・ヌーヴォー 2025
基本情報:トップバリュ ボジョレー・ヌーヴォー
- 生産者: イオン(企画・販売)
- 原産国/地域: フランス/ブルゴーニュ地方
- 品種: ガメイ 100%
- アルコール度数:12ー13%前後(発売時のラベルで確認)
- スタイル/甘辛: 赤/ライトボディ・辛口
- 価格目安: 1,430円前後
- 主な販売店舗: イオングループ各店
イオン限定のプライベートブランドは、1000円台を維持してくれる貴重な存在。
例年の評価を見ると「酸味が控えめで口当たりが非常に柔らかく、まさに初心者向け」という声が多く、親しみやすいスタイルが魅力です。全国のイオンで手に入る安心感も大きなアドバンテージです。



「イオンのPBは、明確な価格戦略とターゲット設定がうかがえる。これまでの傾向から、今年も酸味を抑え、果実の柔らかさを前面に出すことで、多くの消費者に受け入れられやすいスタイルを維持してくるだろう。」



「イオンでこの価格で買えるのは本当にありがたい!お買い物ついでに気軽にカゴに入れられるしね。例年クセがなくて本当に飲みやすいから、普段ワインを飲まない家族もこれなら付き合ってくれるはず!」
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モメサン ボジョレー・ヌーヴォー 2025
基本情報:モメサン ボジョレー・ヌーヴォー
- 生産者: モメサン
- 原産国/地域: フランス/ブルゴーニュ地方
- 品種: ガメイ 100%
- アルコール度数: 12ー13%前後(発売時のラベルで確認)
- スタイル/甘辛: 赤/ライトボディ・辛口
- 価格目安: 1,200〜1,500円
- 主な販売店舗: コンビニ、各種スーパー
日本人好みの柔らかく、甘酸っぱい味わいが特徴。価格も手頃で、その飲みやすさから例年、初心者を中心に人気があります。「酸っぱすぎず、ワインが苦手な人でも飲みやすい」という口コミも。
日本人好みの柔らかく、甘酸っぱい味わいが特徴のモメサン。価格も1,200円台からと手頃で、その飲みやすさから例年、初心者を中心に人気があります。
今年もコンビニやスーパーで手軽に入手でき、「解禁日にとりあえず飲んでみたい」というニーズに応えてくれる一本になるでしょう。



「モメサンは、果実の甘酸っぱさと柔らかな口当たりが例年の特徴だ。酸が突出しておらず、全体的に丸みを帯びた味わいの構成は、日本人消費者を意識していると思われる。今年も親しみやすいスタイルで登場するだろう」
「うん、酸っぱすぎなくてすごく飲みやすいのがここの良いところ!ワインが苦手な人でもこれならいけるかも。今年もコンビニで手軽に買えると嬉しいな」
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メゾン・トラミエ ボジョレー・ヌーヴォー 2025
基本情報:メゾン・トラミエ ボジョレー・ヌーヴォー
- 生産者: メゾン・トラミエ
- 原産国/地域: フランス/ブルゴーニュ地方
- 品種: ガメイ 100%
- アルコール度数: 12ー13%前後(発売時のラベルで確認)
- スタイル/甘辛: 赤/ライトボディ・辛口
- 価格目安: 1,200〜1,800円
- 主な販売店舗: イオン、カルディなど
1,200円台から購入可能という、トップクラスの低価格が魅力のメゾン・トラミエ。軽やかな赤い果実の風味と爽やかな酸味が例年の特徴で、フレッシュさが際立ちます。
難しいことを考えずに、解禁のお祭り気分を味わいたい初心者にぴったりの一本として、今年も人気を集めそうです。



「メゾン・トラミエは、低価格帯で安定した品質を提供している生産者だ。味わいは例年、典型的なヌーヴォースタイルで、チェリーのような赤系果実の軽快なフレーバーと爽やかな酸が主体。価格を考えれば十分なパフォーマンスが期待できる」



「1,200円台で買えるのは嬉しい!フレッシュでゴクゴク飲めちゃう感じだから、今年もピザとかフライドチキンとか、カジュアルなごはんと一緒にワイワイ楽しみたいな!」
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【2000円前後】で選ぶならコレ!定番・実力派ヌーヴォー
次に、現在の主流である2,000円前後の価格帯で、安定した品質と満足感が得られる定番・実力派の銘柄をご紹介します。
フェルナン・ラロッシュ ボジョレー・ヌーヴォー 2025
基本情報:フェルナン・ラロッシュ ボジョレー・ヌーヴォー
- 生産者: フェルナン・ラロッシュ
- 原産国/地域: フランス/ブルゴーニュ地方
- 品種: ガメイ 100%
- アルコール度数: 12ー13%前後(発売時のラベルで確認)
- スタイル/甘辛: 赤/ライトボディ・辛口
- 価格目安: 1,800~2000円前後
- 主な販売店舗: 楽天市場など各種ECサイト
ECサイトを中心に「隠れた実力派」として人気の高い一本。口コミでは「ベリー系の心地よい甘酸っぱさと、軽快ながらも余韻に残る厚みのバランスが素晴らしい」と評されています。
単なるフレッシュさだけでなく、果実の旨味や飲みごたえも感じられるスタイルで、価格以上の満足感が期待できます。



フェルナン・ラロッシュは、軽快さの中に果実の旨味がしっかりと感じられるスタイルで評価が高い。今年もイチゴやラズベリーのようなジューシーなアロマと、後味の心地よい厚みが期待される。2,000円前後でも納得できる品質だね。



ここのは毎年美味しいって評判だよね!すごく飲みやすいけど、水っぽくなくて満足感があるって口コミが多い。ちょっと良いお惣菜と一緒に楽しみたい一本!
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。


ルイ・テット ボジョレー・ヌーヴォー 2025
ルイ・テット ボジョレー・ヌーヴォー
- 生産者: ルイ・テット
- 原産国/地域: フランス/ブルゴーニュ地方
- 品種: ガメイ 100%
- アルコール度数: 12ー13%前後(発売時のラベルで確認)
- スタイル/甘辛: 赤/ライト~ミディアムボディ・辛口
- 価格目安: 2000円前後
- 主な販売店舗: やまや、楽天市場など
伝統ある造り手、ルイ・テットが手掛けるヌーヴォーは「1000円台の本格派」として毎年定評があります。
フレッシュ&フルーティというヌーヴォーの魅力はそのままに、果実味の厚みとしっかりとした余韻が感じられるのがこの生産者のスタイル。今年もワイン好きを満足させる一本となることが期待されます。



ルイ・テットは伝統的な生産者だけあって、ヌーヴォーと言えども骨格がしっかりしている。単にフレッシュなだけでなく、果実味に凝縮感があり余韻も比較的長い。2,000円前後で『ワインらしさ』を求めるなら、非常に有力な選択肢だ。



ちょっとワインを知ってる人へのプレゼントにも良さそうだよね!お値段以上の本格的な感じがするって評判だから。今年はローストビーフとかに合わせてみたいな!
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ラブレ・ロワ ボジョレー・ヌーヴォー 2025
基本情報:ラブレ・ロワ ボジョレー・ヌーヴォー 2025
- 生産者: ラブレ・ロワ
- 原産国/地域: フランス/ブルゴーニュ地方
- 品種: ガメイ 100%
- アルコール度数: 12ー13%前後(発売時のラベルで確認)
- スタイル/甘辛: 赤/ライトボディ・辛口
- 価格目安: 2,000〜2,300円前後
- 主な販売店舗: イトーヨーカドー、Amazonなど
大手ネゴシアン(酒商)であるラブレ・ロワのヌーヴォーは、品質の安定感が抜群。例年、開けた瞬間に広がる華やかな香りと、フレッシュな果実味が魅力です。
価格は2,000円を超えてきますが、その分安心して選べるブランド力があります。パーティシーンに映える一本です。



ラブレ・ロワは安定感が強み。毎年ブレのないクオリティで、華やかなベリー系のアロマと生き生きとしたフレッシュな果実味を提供してくれる。ブランドイメージで選ぶ層に強く支持されているね。



「ラベルが華やかで可愛いのもポイント高い!テーブルにあるだけで気分が上がるよね。味も例年飲みやすいから、誰にでも好かれる優等生タイプ。今年も安心して選べる一本だと思う!」
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アルベール・ビショー ボジョレー・ヌーヴォー 2025
基本情報:アルベール・ビショー ボジョレー・ヌーヴォー
- 生産者: アルベール・ビショー
- 原産国/地域: フランス/ブルゴーニュ地方
- 品種: ガメイ 100%
- アルコール度数: 12ー13%前後(発売時のラベルで確認)
- スタイル/甘辛: 赤/ライトボディ・辛口
- 価格目安: 2000円前後
- 主な販売店舗: カルディ、やまやなど
数々のコンクールで受賞歴を持つブルゴーニュの名門。
そのヌーヴォーは、例年、軽快さと味わいの厚みのバランスが絶妙で、「完成度が高い」と評価されています。安定感抜群の実力派として、多くのワインファンを楽しませてくれることでしょう。
今年も安定感抜群の実力派として、多くのワインファンを楽しませてくれることでしょう。



数々の受賞歴を誇る名門、アルベール・ビショー。彼らのヌーヴォーは、軽やかさの中に芯のある果実味と、ほのかな厚みが感じられるバランスの良さが例年の特徴だ。価格に見合う完成度が期待できる。



「カルディとかやまやで見かけると、つい手に取っちゃう実力派だよね。すごく飲みやすいんだけど、ちゃんとワインを飲んでる満足感がある。初心者から飲み慣れた人まで、みんなが美味しいって思える味だといいな!」
詳しくはこちらをご覧ください。


サントリー ジョルジュ・デュブッフ ボジョレー・ヌーヴォー 2025(サントリー輸入)
基本情報:サントリー輸入版 ボジョレー・ヌーヴォー
- 生産者: 生産者: ジョルジュ・デュブッフ社」「輸入元: サントリー」
- 原産国/地域: フランス/ブルゴーニュ地方
- 品種: ガメイ 100%
- アルコール度数: 12ー13%前後(発売時のラベルで確認)
- スタイル/甘辛: 赤/ライトボディ・辛口
- 価格目安: 3,000円を超えることも
- 主な販売店舗: イオン、西友など全国のスーパー
日本のサントリーが輸入を手掛ける、「ボジョレーの帝王」ジョルジュ・デュブッフのヌーヴォー。国内で最も流通しているため、多くのスーパーで見かけることができます。
軽快でフルーティな王道スタイルが例年の特徴で、「まず一本」という時に手軽に買える安心感が魅力です。



サントリーが扱うジョルジュ・デュブッフは、国内流通量が最大級。つまり、最も多くの日本人が触れるヌーヴォーの一つだ。味わいは例年、最大公約数的で軽快かつフルーティ。何より『どこでも買える』というアクセス性が最大の強みだね。



「解禁日になったら、近所の西友に山積みになってるやつだ!『あ、今年もこの季節か〜』って思うよね。手頃で安心感があるから、気軽に解禁気分を味わうにはピッタリ!」
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研究所おすすめ!鉄板お惣菜ペアリング



「ボジョレー・ヌーヴォーって、意外と何にでも合うよね!うちは毎年、デパ地下かスーパーでお惣菜をいろいろ買ってきて並べるだけ(笑)」



「理論的にも正しい選択だ。ヌーヴォーの軽快な果実味と穏やかなタンニンは、幅広い料理と相性が良い。特に、少し脂気のある料理と合わせると、ワインの酸が口の中をさっぱりさせてくれるんだ」
鶏の唐揚げ・フライドチキン: ジューシーな脂をヌーヴォーの酸味が洗い流してくれて、最高の組み合わせ!
ポテトサラダ: マヨネーズのまろやかさと、ワインのフルーティさがよく合います。
トマトソースのパスタ・ピザ: トマトの酸味と旨味が、ガメイ種の果実味と見事に同調します。
焼き鳥(タレ): 甘辛いタレと、ワインの甘酸っぱさが絶妙なマリアージュ。



「あ〜、お腹すいてきた!やっぱり唐揚げかなぁ。今年の解禁日は唐揚げパーティーで決まりだね!」
お惣菜とのペアリングは研究しがいありますね!


まとめ:コスパで選ぶなら「旬を楽しむ」意識が大事!
結論として、1000円台のボジョレー・ヌーヴォーは『旬を気軽に楽しむためのお祭りワイン』として非常にコストパフォーマンスが高い。今年の選び方を改めて整理しましょう。
【1000円台】は希少!見つけたらラッキー: イオンのPBやメゾン・トラミエなど、1000円台で手に入る銘柄は非常に貴重です。見かけたら迷わず試してみる価値があります。
【2000円前後】が現在の主流と心得る: 多くの定番・人気銘柄はこの価格帯にシフトしています。がっかりせず、「この価格で安定した品質を楽しむ」という視点で選びましょう。
→価格レンジごとの違いをさらに知りたい方は 高級ボジョレーは1000円台と何が違う? を参考にしてください。
味わいは「例年の傾向」で予測する: 生産者ごとの個性は健在です。過去の口コミ評価を参考に、自分の好みに合いそうな一本を選びましょう。
料理と合わせて気軽に楽しむ: 唐揚げやピザなど、普段の食事と気軽に合わせられるのがヌーヴォーの魅力。難しく考えず、お気に入りの惣菜と一緒に楽しみましょう。



そうそう!1000円台でも2000円台でも、美味しいものは美味しい!みんなでワイワイ飲むのが一番!ぜひお気に入りの一本を見つけて、2025年の収穫を一緒にお祝いしましょう!
パーティー向けの大容量なら、コストコの6本セットも要チェック。→ 👉 【2025年版】コストコのボージョレーヌーボー最新情報
編集後記



ふむ、今年のヌーヴォーの価格動向を分析すると、費用対効果の算出式は昨年よりも複雑なパラメータを考慮する必要があるな。特に重点的に検証すべきは…



「はいはい、やすさん!要は『値上がりしたけど、それでも飲む価値あるか会議』でしょ?もちろん開催するよ!私は2000円前後の実力派に、ちょっと奮発したデパ地下のキッシュを合わせる実験がしたいな!」
毎年恒例のボジョレー解禁。その年のブドウの出来に思いを馳せながら、フレッシュな一杯を味わうのがささやかな楽しみ。
今年はどの銘柄を唐揚げに合わせようか、今から夫婦でワクワク会議中です。研究所の「晩酌実験」、また開催決定ですね。
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