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安井湾&都子(やす&とこ)
1000円台ワイン研究所
スーパーや量販店で見つけた「1000円台の安ワイン」を夫婦で研究中。
うんちく好きのやすさん&コスパ重視のとこちゃんが、おうち飲みにぴったりなワインとおつまみを紹介します。

【ラミー×ワイン】大人の最強ペアリング7選|1000円台で楽しむ洋酒チョコの夜

※この記事は一部フィクションや脚色を含みます。研究所の夫婦キャラ“やすさん&トコちゃん”の掛け合いを楽しみながら読んでください。

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています

冬限定で登場するロッテの洋酒チョコ「ラミー」。生チョコの濃厚な甘さ、ラム酒の香り、レーズンのフルーティさ

──この三要素を活かすには、甘口寄りで香りの厚みがあるワインが最適です。

本記事は、家飲み派のための“実用ペアリング”を1000円台中心で再構成。最新のファクトチェック結果を反映し、曖昧だった銘柄を具体名に置き換えました。

カルディやイオン、やまや、主要ECで買えるラインナップだけを厳選しています。

やすさん

「理屈は任せて! ラミーの個性を分解して、最適なワインを理論的に導き出すよ」

とこちゃん

「はいはい、やすさん! でも買いやすさ第一でね! 難しいのはナシでお願い!」

👉 ワインに合わせたいおつまみをもっと探したい方はこちら
【保存版】実食レビュー|おつまみ・チーズ・惣菜(デリカ)と安ワインの最強ペアリング

チーズや肉料理など、シーン別のペアリングはこちらからチェックできます → 【ワインと料理の相性まとめ】

目次

ラミーチョコとワインの相性の基本

ラミーの魅力を最大限に引き出すペアリングの鍵は、その複雑な構成要素を理解することにあります。

ラミーは「生チョコレートの濃厚な甘さ」「アルコール度数3.7%の芳醇なラム酒の香り」「みずみずしいラムレーズン」「カカオのコク」が一体となっています。

ワインペアリングのセオリーとしては、まず「ワインの甘さがチョコと同等か、やや上回る」ことが重要です。

これにより、チョコの甘さにワインが負けません。また、酸は柔らかめで、アルコール感が強すぎないものが心地よいマリアージュを生みます。

具体的には、甘口の赤ワイン、酒精強化ワイン、甘口の白ワイン、そして甘口のスパークリングワインが非常に好適です。

逆に、タンニン(渋み)が強すぎる辛口赤ワインや、酸味がシャープすぎる辛口白ワインは、ラミーの風味と衝突しやすいので避けるのが無難です。

やすさん

「ラミーの個性を考えると、渋みが強いカベルネ・ソーヴィニヨンなどは、カカオの苦味とぶつかって硬い印象になりがちだ。微発泡や甘口で口の中の脂分を“洗い流す”か、ポートワインのようにアルコールと甘さで“同調させる”のが定石だね」

とこちゃん

「つまり“優しめ・香りリッチ”が合言葉ね! 難しく考えず、デザート感覚で選べばいいってこと!」

おすすめワイン7選(1000円台中心・実名/入手先の目安)

※価格はすべて税込の目安です。店舗や時期によって変動があるため、参考としてご覧ください。

① ランブルスコ・ドルチェ(イタリア・エミリア=ロマーニャ)

まず初心者にもおすすめしたいのが、イタリアの甘口・微発泡赤ワイン「ランブルスコ・ドルチェ」です。「ドルチェ」はイタリア語で「甘い」を意味し、その名の通り優しい甘さが特徴です。

イチゴやラズベリーのような赤いベリー系の香りと、穏やかな渋みが、ラミーのレーズン感と同調します。何より微発泡のシュワシュワ感が、生チョコレートの濃厚な甘さをリセットしてくれるので、重くならずに食べ進められます。

トコちゃん「これぞ“追いデザート”って感じ! 甘い泡ってだけでテンション上がるし、飲みやすさNo.1だね。ラミーの洋酒感が少しマイルドに感じるかも」

基本情報:ランブルスコ・ドルチェ

  • 原産国/地域: イタリア/エミリア=ロマーニャ
  • スタイル: 甘口赤・微発泡
  • 品種: ランブルスコ系(複数あり)
  • アルコール度数: 7〜8%
  • 価格目安: 1,200〜1,800円前後 (750ml)
  • 入手先目安: カルディ、イオン、やまや、Amazonなど
  • 備考: 非常に流通量が多く、スーパーでも手に入りやすい定番の甘口スパークリングです。

カルディで買えるランブルスコなど“甘口系”を探すなら。→ 👉 カルディのワイン選びはコレで解決!1000円台おすすめ10選

② ブラケット・ダックイ DOCG(イタリア・ピエモンテ)【差替】

ランブルスコより、さらに華やかな香りを求めるなら「ブラケット・ダックイ」がおすすめです。同じイタリアの甘口・微発泡赤ワインですが、こちらは“バラ”や“イチゴジャム”に例えられるアロマティックな香りが特徴です。

この華やかな香りが、ラミーのラム酒の甘い香りと素晴らしいハーモニーを奏でます。アルコール度数も5〜7%と低めで、ワイン単体でも飲み疲れません。

やすさん「これは“甘さ”と“香り”の相乗効果を狙うペアリングだ。ブラケット種由来の華やかなアロマが、ラムの香りを引き立てる。酸も非常に柔らかく、チョコの甘味にすんなり馴染むね」

基本情報:ブラケット・ダックイ DOCG

  • 原産国/地域: イタリア/ピエモンテ
  • スタイル: 甘口赤・微発泡
  • 品種: ブラケット
  • アルコール度数: 5〜7%
  • 価格目安: 1,400〜1,900円前後 (750ml)
  • 入手先目安: カルディ、やまや、Amazonなど
  • 備考: (要再確認)ランブルスコに比べると専門性が高く、店舗により在庫差が大きい場合があります。

イタリア甘口ワインの定番を知りたい方へ。→ 👉 【2025年版】1000円台で買えるイタリアワインおすすめ5選

③ ポートワイン(ルビー/タウニー|ポルトガル・ドウロ)

「洋酒チョコには、洋酒を」。この王道を行くのがポートワインです。醸造工程でブランデーを加える酒精強化ワインで、アルコール度数が約20%と高く、極めて濃厚な甘味とコクを持ちます。

ラミーのラム酒感とポートワインのアルコール感ががっちりスクラムを組み、レーズンの凝縮感とも完璧にマッチします。「ルビー」タイプはフレッシュな果実味、「タウニー」タイプはナッツやカラメルのような熟成香があり、特にタウニーはラミーとの相性抜群です。

トコちゃん「濃厚好きさんはコレ一択! チビチビ飲むのが最高。冬の夜長に、これとラミーがあれば映画一本いけちゃう!」

基本情報:ポートワイン(ルビー/タウニー)

  • 原産国/地域: ポルトガル/ドウロ地方
  • スタイル: 酒精強化甘口赤
  • 主要品種: トウリガ・ナシオナル、ティンタ・ロリス(テンプラニーニョ)など多数
  • アルコール度数: 19〜20%
  • 価格目安: 1,200〜2,000円前後 (750mlのエントリー帯)
  • 入手先目安: やまや、イオン、カルディ、主要EC
  • 備考: 定番の酒精強化ワインで、多くの酒店やスーパーでエントリークラスが入手可能です。

④ マルサラ・ドルチェ(イタリア・シチリア)

ポートワインと同じ酒精強化ワインですが、こちらはイタリア・シチリア島産。加熱や酸化熟成(ソレラシステム)によって生まれる、独特の香ばしさが魅力です。

キャラメルやナッツ、ドライフルーツを煮詰めたような複雑な旨味と甘さが、ラミーの生チョコ感とラムレーズンの風味を優しく包み込みます。ティラミスの材料としても有名ですね。

やすさん「ポートワインが“同調”なら、マルサラは“増幅”だ。加熱酸化熟成による複雑な香ばしさが、ラミーのラム酒の余韻をさらに長く、深く感じさせてくれる」

基本情報:マルサラ・ドルチェ

  • 原産国/地域: イタリア/シチリア
  • スタイル: 酒精強化甘口(白ブドウ主体で琥珀色)
  • 主要品種: グリッロ、カタラット、インツォリアなど
  • アルコール度数: 17〜18%
  • 価格目安: 1,400〜2,000円前後 (750ml)
  • 入手先目安: カルディ、業務スーパー、主要EC
  • 備考: 大手輸入元が扱っており、特にカルディや業務スーパーでの発見率が高いです。

⑤ モスカート・ダスティ DOCG(イタリア・ピエモンテ)

「赤や酒精強化は重すぎるかも…」という方には、イタリアの甘口・微発泡白ワイン「モスカート・ダスティ」が最適です。

マスカット(モスカート)種由来の、フレッシュで華やかな香りが弾けます。優しい泡と5〜6.5%という低アルコールで、口当たりは非常に軽やか。ラミーの洋酒感を重くせず、爽やかに楽しみたい時にぴったりです。

トコちゃん「これは休日の昼スイーツにもイイ! 重くなりがちな洋酒チョコを、爽やかにリセットしてくれる感じ。万人受けする味だね」

基本情報:モスカート・ダスティ DOCG

  • 原産国/地域: イタリア/ピエモンテ
  • スタイル: 甘口白・微発泡
  • 品種: モスカート・ビアンコ(マスカット)
  • アルコール度数: 5〜6.5%
  • 価格目安: 1,200〜1,800円前後 (750ml)
  • 入手先目安: カルディ、イオン、成城石井、主要EC
  • 備考: 通年で手に入る、定番の甘口微発泡白ワインです。

⑥ モンバジャック(Monbazillac)甘口白(フランス・ドルドーニュ)

少しリッチなペアリングを試したいなら、フランス・ドルドーニュ地方の「モンバジャック」を。世界最高峰の甘口ワイン「ソーテルヌ」と同じ地区(ベルジュラック)で、同様の製法(貴腐)で作られることが多い、極甘口の白ワインです。

はちみつ、アプリコット、白桃などを煮詰めたような濃密な甘さと香りが特徴。この凝縮感が、ラミーのラムレーズンの風味と高次元で同調します。

やすさん「これは“貴腐”由来の複雑な甘味とラミーを合わせる、上級者向けのペアリングだ。以前の記事で“ソーテルヌ風”と曖昧に表記したが、実在するAOCであるモンバジャックを明記するのが親切だろう。1000円台だとハーフボトル(375ml)が中心になるが、その価値はある」

基本情報:モンバジャック (Monbazillac)

  • 原産国/地域: フランス/ドルドーニュ(ベルジュラック地方)
  • スタイル: 甘口白(貴腐由来)
  • 主要品種: セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル
  • アルコール度数: 12〜14%
  • 価格目安: 1,500〜2,000円前後 (主に375ml)
  • 入手先目安: ワイン専門店、主要EC
  • 備考: (要再確認)1000円台はハーフボトル(375ml)が中心です。スーパーでの取り扱いは稀で、ECや専門店での購入がメインとなります。

フランス甘口白「モンバジャック」をもっと掘り下げ。→ 👉 1000円台で楽しむフランスワイン!スーパーで買えるおすすめ5選

⑦ アスティ(Asti DOCG|旧称Asti Spumante)

最後は、乾杯デザートの定番「アスティ」です。⑤のモスカート・ダスティと同じ産地・品種ですが、こちらは発泡がより強い「スプマンテ(スパークリング)」タイプです。

モスカート・ダスティよりも泡がしっかりしているため、ラミーの濃厚な甘さや脂分を、よりスッキリと軽やかに洗い流してくれます。ホームパーティーなどでラミーを出す際の、食後酒兼デザートとして最適です。

トコちゃん「やっぱり“甘口の泡”ってだけでテンション上がる〜! ラミーの濃厚さが泡でリセットされて、ついもう一欠片、もう一杯ってなっちゃう!」

基本情報:アスティ DOCG (Asti)

  • 原産国/地域: イタリア/ピエモンテ
  • スタイル: 甘口白スパークリング
  • 品種: モスカート・ビアンコ(マスカット)
  • アルコール度数: 7〜9%
  • 価格目安: 1,000〜1,600円前後 (750ml)
  • 入手先目安: イオン、カルディ、ドン・キホーテ、主要EC
  • 備考: モスカート・ダスティよりもさらに流通量が多く、多くの量販店で通年入手可能です。

避けたほうが良いワインタイプ

ラミーの個性が強いため、ワインによっては風味がぶつかってしまうことがあります。

  • 強タンニンの辛口赤(例:樽の効いたカベルネ・ソーヴィニヨン)渋みとカカオの苦味がぶつかり合い、口の中がギスギスした硬い印象になります。
  • 強酸の辛口白(例:シャブリ、鋭いソーヴィニヨン・ブラン)ワインの酸味がラミーの甘さを浮き立たせてしまい、ラム酒の香りともチグハグな印象に。
  • 軽すぎる辛口ロゼラミーの濃厚な風味とアルコール感にワインが完全に負けてしまい、水っぽく感じてしまいます。
やすさん

「要するに“強タンニン&強酸”の辛口タイプは、今回はお休みしてもらうのが賢明だね」

とこちゃん

「デザートタイムは優しさ重視で! 喧嘩しないのが一番!」

シーン別おすすめ

しっとり家飲みデザート:ラミー1箱 + ポートワイン(小ぶりなグラスで1杯)
ホームパーティー:ランブルスコ・ドルチェ or アスティで乾杯し、そのままラミーへ。
バレンタインや手土産に:ラミー + マルサラ(ハーフボトル) or モンバジャック(375ml)

まとめ

ラミーと合わせる1000円台ワイン、あなたのお好みは見つかりましたか?

  • 初心者向け・飲みやすさ重視なら: ランブルスコ・ドルチェ
  • 濃厚&洋酒好きのリッチ派なら: タウニーポート
  • 爽やか・軽やか系が好きなら: モスカート・ダスティ/アスティ
  • 濃密な甘口白で合わせたいなら: モンバジャック(375ml)
やすさん

「ラミーの複雑な要素(甘味・酸味・苦味・香り・アルコール)に対し、ワインがどう作用するか。今回の選定は、そのバランスを重視した結果だ」

とこちゃん

「難しく考えなくても大丈夫! とりあえず甘口の赤泡『ランブルスコ・ドルチェ』を買っておけば失敗なし!」

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📌 プロフィール
研究員:安井 湾(やすさん)& 安井 都子(トコちゃん)
“庶民派ワインライフ”をモットーに、気軽に楽しめる1,000円台ワインを紹介中。
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この記事を書いた人

こんにちは!「1000円台ワイン研究所」を運営している安井夫婦です。
私たちのテーマは 「高級ワインよりも、気軽に楽しめる1000円台の安ワイン」。

スーパーや量販店(コストコ・イオン・カルディ・やまや・業務スーパーなど)で見つけたお手頃ワインを、実際に飲んでレビューしています。「おうち飲みをもっと楽しく、もっと気軽に。」そんな想いで、今日も新しいワインを探しています。

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