とこちゃん「ねぇ、やすさん。今日の夕飯、スーパーの納豆巻きでいい?」



「もちろんいいけど…トコちゃん、せっかくなら実験してみないかい? “納豆巻きとワイン”の可能性を」
スーパーの惣菜コーナーでよく見かける納豆巻き。手軽で美味しい、私たちの食卓の味方ですよね。
でも、「納豆巻きにワインを合わせる」なんて、考えたこともない方がほとんどではないでしょうか?
「理屈の上では、発酵食品どうしは相性が良いはずなんだ」と力説するやすさん。
半信半疑の私を説得し、とうとう我が家の食卓で禁断の(?)ペアリング実験がスタートしました。
今回試すのは、スーパーで手軽に買える1000円台の白ワイン3本。シンプルな納豆巻きから、ちょっと意外なアレンジまで、忖度なしでレビューします!
果たして、納豆巻きはワインの友となり得るのか?驚きの結果をご覧ください!
👉 ワインに合わせたいおつまみをもっと探したい方はこちら
【保存版】実食レビュー|おつまみ・チーズ・惣菜(デリカ)と安ワインの最強ペアリング
チーズや肉料理など、シーン別のペアリングはこちらからチェックできます → 【ワインと料理の相性まとめ】
今回の実験メンバー!ワインとお惣菜の基本情報
今回の実験のために、近所のスーパーで選手たちをスカウトしてきました。



今回の実験成功の鍵を握るワインたちだ。産地と品種の個性を比較するために、タイプの違う3本を選んでみたよ



はいはい、やすさん!私が買ってきたのは、タイムセールで1パック298円だった納豆巻きですけどね!
サンタ・ヘレナ・アルパカ・ソーヴィニヨン・ブラン
- 生産者: サンタ・ヘレナ
- 国: チリ
- 品種: ソーヴィニヨン・ブラン
- 購入価格: 約1,100円
- 特徴: 柑橘系の爽やかな香りとキリッとした酸味が特徴の、ザ・デイリーワイン!
シリーズごとの違いを詳しく知りたい方は アルパカワイン徹底比較(赤・白・泡までシリーズ別に解説) が参考になります。
フロンテラ ソーヴィニヨン・ブラン
- 生産者: コンチャ・イ・トロ
- 国: チリ
- 品種: ソーヴィニヨン・ブラン
- 購入価格: 約1,200円
- 特徴: アルパカより少しハーブのニュアンスが強い、清涼感のあるタイプ。
【主役のお惣菜】
- スーパーで購入したごく普通の納豆巻き(細巻タイプ)
【アレンジ条件】
この3つの条件で、それぞれのワインとの相性を検証します。
- 素のまま: まずはシンプルに納豆巻きだけで勝負!
- 薬味追加: 大葉とみょうがをプラス。和のハーブがどう影響するか?
- 洋風アレンジ: クリームチーズとごま油をトッピング。禁断の組み合わせ…?
ネットの評判は賛否両論!研究所の仮説は?
実験前、やすさんがネットで「納豆 ワイン ペアリング」と検索。口コミは見事に真っ二つに割れていました。
- 否定派: 「納豆の鉄っぽさが際立って、ワインが生臭くなった」「絶対に日本酒かビールがいい」
- 肯定派: 「オリーブオイルやチーズを足せばいける!」「キリッとした白ワインなら大丈夫」



「ふむふむ…。やはり納豆の持つ独特の香りがネックになっているようだね。でも、肯定派の意見には共通点がある。『何かを足す』ことで臭みをカバーしているんだ」



「チーズとかオイルとか?確かに味が濃くなるからごまかせるかも」



「ごまかす、というより“橋渡し”だね。そこで僕の仮説はこうだ!『納豆の香りを、ワインの持つ酸味とハーブ感で中和し、薬味や油分で繋ぐ』。これが成功の鍵だよ」



「理屈はもういいから、早く実験しましょうよ、やすさん!」
【いざ実食!】納豆巻き × 白ワイン ペアリングレビュー
グラスを3つ並べ、いよいよ実験開始です!まずはワイン単体で味をチェック。どれも1000円台とは思えない安定の美味しさです。
① 素の納豆巻き × フロンテラ ソーヴィニヨン・ブラン
まずは一番シンプルに、何も足さない納豆巻きと、爽やか系の代表フロンテラから。



「ん…んん?あれ?思ったより生臭くない!むしろ、ワインの酸っぱさが納豆のタレの甘さをスッキリさせてくれる感じ?」



「だろう?ソーヴィニヨン・ブランの持つグレープフルーツのような酸と、わずかな苦味が、醤油の風味と意外に合うんだ。ただ…後味に少しだけ、納豆の豆っぽさが残るかな」
口に入れた瞬間は、ワインの酸味が納豆の風味を洗い流してくれて「お、いける!」と感じます。
しかし、飲み込んだ後に鼻に抜ける香りが、少しだけワインと分離してしまう印象。惜しい!
評価:★★★☆☆(悪くないけど、親友にはなれない感じ)
② 薬味入り納豆巻き × アルパカ・ソーヴィニヨン・ブラン
次は、大葉とみょうがを刻んで乗せた納豆巻きを、同じく爽やか系のアルパカと。



「うわ、これ美味しい!さっきと全然違う!大葉の香りがふわっとして、ワインの爽やかさとピッタリ!」



「大正解だね。大葉やみょうがの持つ清涼感のある香りが、ソーヴィニヨン・ブランのハーブの香りと見事に同調した。納豆のクセを薬味がマスキングし、ワインへと繋いでくれている。これはまるで“和風カルパッチョ”だ」
薬味の力が絶大!納豆の独特の香りがすっかり影を潜め、ワインの柑橘香と一体化します。
みょうがのシャキシャキした食感もアクセントになり、どんどん食べ進めてしまう組み合わせです。
評価:★★★★☆(これはリピート確定!最高の相棒!)
同じ“家飲み×白ワイン”なら サバ缶パスタ×白ワイン(家飲みに最強の時短&節約レシピ) の実食レビューもおすすめです。
コスパ評価と研究所の結論
今回の実験にかかった費用は、ワイン3本と納豆巻き、薬味を合わせても5,000円以下。家でこれだけ楽しめるなら大満足です!
| 評価項目 | 内容 | 採点(5点満点) |
| 価格満足度 | ワインはすべて1000円台、惣菜もスーパーで手軽に入手可能。 | ★★★★★ |
| ペアリング難易度 | そのままでは難しいが、薬味やチーズなど一工夫で激変。 | ★★★☆☆ |
| 再現性 | スーパーの食材だけで、誰でも簡単に真似できる。 | ★★★★★ |
| 総合評価 | アレンジ次第で星5つにも化ける、可能性の塊! | ★★★★☆ |
【まとめ】納豆巻きはアレンジ次第でワインの友になる!



「いやー、びっくりした!納豆巻きとワイン、最初は絶対無理だと思ってたけど、薬味とチーズのおかげで“ワインの友”に昇格だね!」



「だろう?1000円台の白ワインでも、工夫次第で食卓は無限に広がる。これぞ、我々が探求する安ワインのロマンだよ」
【1000円台ワイン研究所の結論】
- 納豆巻きと白ワインは、「薬味」か「油分(チーズなど)」を足せば、驚くほど美味しくなる!
- 特に 「薬味+ソーヴィニヨン・ブラン」 と 「クリームチーズ+シャルドネ」 は試す価値あり。
- 渋みの強い赤ワインは、納豆の鉄っぽさとぶつかる可能性が高いので避けたほうが無難。
ぜひ、スーパーで納豆巻きを買うついでに、1000円台の白ワインを手に取ってみてください。
きっと、新しい家飲みの楽しみが発見できますよ!
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もっと色々な料理との相性を知りたい方は 👉 【ワインとおつまみのペアリング完全ガイド】をご覧ください
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