最近、おうちでゆっくりお酒を楽しむ時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
いつもの晩酌も、ワインとおつまみの組み合わせをちょっと意識するだけで、まるでおしゃれなバルにいるような「ちょっとした贅沢」な時間に早変わりします。
「でも、ワインのペアリングって難しそう…」
そんな心配はまったく不要です!この記事では、難しい専門知識は一切なし。スーパーやコンビニで気軽に手に入るおつまみと1000円台のワインを合わせる、カンタンで美味しい組み合わせをご紹介します。
「今日の夜、何を合わせようかな?」というあなたの疑問に、私たち安井夫妻が楽しくお答えしますよ!
安井湾&都子1000円台のワインにお惣菜を一つ加えるだけで、急に“おうちバル”になりますよ。そのための簡単な法則をお教えしますね。
この記事を読めば、あなたもきっとワインとおつまみ選びが楽しくなるはず。さあ、一緒に気軽に楽しめるペアリングの世界を探検しましょう!
ワインを“健康的に長く楽しむ”ための基準はこちら。→ 👉 毎日の適量と休肝日の正しい目安
本当に失敗しない1本を探すなら、【1000円台で買えるワインおすすめランキングTOP10】をご覧ください
チーズとワインのペアリング
ワインのお供といえば、やっぱりチーズは外せませんよね。ここでは、スーパーやコンビニでも手に入りやすい定番チーズとの鉄板ペアリングをご紹介します。
まずは「カマンベールチーズ」。クリーミーでマイルドな味わいには、渋みが穏やかなミディアムボディの赤ワインがぴったりです。
次に、旨味の塊「パルミジャーノ・レッジャーノ」。この濃厚な風味には、同じくらい力強いフルボディの赤ワインが負けません。
そして、独特の風味がクセになる「ブルーチーズ」。この塩気と風味には、思い切って甘口のワインを合わせるのがおすすめです。お互いの個性を引き立て合って、最高の組み合わせになりますよ。



ワインの渋み成分であるタンニンと、チーズの塩気や脂肪分は、口の中で合わさることでお互いをまろやかにする相乗効果を生むんだ。科学的にも証明されている組み合わせなんだよ



はいはい、やすさん!難しいこと言わないで。私はトロっとしたカマンベールに赤ワインを合わせるだけで、もう大満足の“バル気分”よ!それでいいの、それで!
もっと詳しいチーズとの組み合わせを知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください!
肉料理とワインのペアリング
「普段のおかずが、ワイン一本でごちそうに変わる」そんな体験してみませんか?
家庭でよく登場する肉料理とワインの組み合わせを見ていきましょう。
- 牛ステーキやハンバーグ:お肉の力強い味わいには、やはりカベルネ・ソーヴィニヨンやマルベックといった、しっかりとしたフルボディの赤ワインがベストマッチ!
- 唐揚げや豚の生姜焼き:意外かもしれませんが、鶏肉の脂や醤油の風味には、ピノ・ノワールやガメイといった軽やかな赤ワインがよく合います。さっぱりとした酸味が口の中をリフレッシュしてくれます。
- 照り焼きチキン:甘辛いタレが特徴の照り焼きには、果実味豊かなシャルドネ(白)や、軽めの赤ワインがおすすめです。タレの甘さとワインの果実味がきれいに調和します。



えー!唐揚げに赤ワインって意外!いつもビールだったけど、今度試してみようかな。でも本当に合うの?



もちろんさ。鶏の脂をピノ・ノワールの綺麗な酸味が洗い流してくれて、次の一口がまた美味しくなるんだ。フライドチキンとスパークリングワインの組み合わせも最高だよ
ステーキやハンバーグなど、定番の肉料理とワインの合わせ方をさらに深掘りしたい方は、こちらの記事をどうぞ。
>> 1000円台で楽しむワインと肉料理の合わせ方|唐揚げ・ステーキ・ハンバーグ
魚料理とワインのペアリング
「魚料理には白ワイン」が定番ですが、実はもっとたくさんの可能性があります。
スーパーで手に入るお刺身やお惣菜で試してみましょう。
- 赤身魚(マグロなど)のお刺身:マグロの鉄分や旨味には、軽やかな赤ワインのピノ・ノワールが驚くほど合います。
- 白身魚(タイなど)の塩焼きやカルパッチョ:淡白で繊細な味わいには、ソーヴィニヨン・ブランやリースリングといった、スッキリとした辛口の白ワインが魚の旨味を引き立てます。
- 洋風アレンジ(バター焼きやトマト煮):バターのコクやトマトの酸味には、ロゼワインや軽めの赤ワインが活躍します。料理の風味とワインの色合いがリンクして、食卓が華やかになりますよ。



赤身魚に赤ワインを合わせるのは、実はペアリングの基本の一つ“色を合わせる”という鉄則なんだ。料理とワインの色を近づけると失敗しにくいんだよ



なるほど~!見た目で選ぶっていうのもアリなのね。それなら私でもできそう!お寿司の盛り合わせにも、赤と白で両方いけるってことね?
お寿司やお刺身とワインの意外な組み合わせについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
我が家でよく作る定番パスタ。→ サバ缶パスタ×白ワイン(実食レビュー)
魚介系と白ワインの合わせ方を、味付け別に深掘り→刺身のアラに合うワイン5選|赤身&白身どちらもおいしくする1000円台ボトル
コンビニ&スーパーおつまみ編
もっと気軽に楽しみたい!そんな時は、コンビニやスーパーのお惣菜コーナーに直行しましょう。
冷蔵庫にこれとワインがあれば、いつでも簡単におうちバルが開店できます。
- 生ハム:塩気と熟成した旨味には、フルボディの赤ワインが間違いなし。
- ミックスナッツ:香ばしい風味は、軽めの赤ワインのお供に最適。
- 鯖缶(特にトマト味や味噌煮):実は赤ワインと相性抜群!缶詰と侮るなかれ、立派な一品になります。
- チーズ、サラミ、オリーブ、ドライフルーツ:これさえあれば、もう無敵。少しずつお皿に盛るだけで、豪華な前菜プレートの完成です。
最近では「ローソンのからあげクン」や「セブンプレミアムの金のハンバーグ」など、クオリティの高い商品もたくさんあります。ぜひお気に入りの組み合わせを見つけてみてください。



鯖缶とワインがあれば、もう何も作りたくない日でも立派な家飲みができるわね!これは嬉しい発見だわ



そうだろう?しかも1000円台のワインなら、お財布にも優しいから罪悪感もなし。これぞ最高のコストパフォーマンスさ
コンビニ商品に絞ったおすすめランキングはこちらの記事で紹介しています!
セブン・ローソン・ファミマの人気惣菜を食べ比べ!ワインに合うコンビニおつまみBEST15を総集編で紹介。家飲みの参考に。→ 👉 家飲み革命!安ワイン×コンビニおつまみで作る最強ペアリング15選【セブン・ローソン・ファミマ】
ペアリングのコツと傾向
最後に、初心者でも迷わないペアリングの簡単なコツを4つだけご紹介します。
これだけ覚えておけば、大きく外すことはありません。
- 色を合わせる:赤い肉料理には赤ワイン、魚や鶏肉には白ワイン。
- 香り・味を合わせる:ハーブを使った料理には、ハーブの香りがするソーヴィニヨン・ブランを。
- 産地を合わせる:イタリア料理にはイタリアのワイン、というように産地を揃えると不思議とまとまります。
- 重さを合わせる:軽い味わいの料理にはライトボディ、濃厚な料理にはフルボディのワインを。
そして、もし迷ったら「ロゼワイン」や「オレンジワイン」を選んでみてください。
赤と白の中間的な性質を持つこれらのワインは、驚くほど幅広い料理に寄り添ってくれる万能選手ですよ。



この4つの基準は、ワインと料理の要素を論理的に組み合わせるための道しるべなんだ。理屈で考えると、大きく外すことはない



ふーん、なるほどね。でも私は、きれいなピンク色のロゼワインってだけでテンションが上がるのよ!美味しいとか理屈の前に、まず楽しいのが一番!
ワインは何でも合う!最高のペアリング
実は、ワインはだいたいどんなフードにも合う最高のアルコール飲料なんです。
以下の記事では、ワインとおつまみのペアリングを徹底してまとめてみました。
韓国おつまみとワインの意外なマリアージュを発見!→ 👉 スーパーで買える!韓国おつまみ×1000円台ワインペアリング完全ガイド
餃子がもっと美味しくなる!タイプ別ワインペアリングを紹介→ 👉 【種類別徹底解説】餃子に合うおすすめワイン|白・ロゼ・泡・軽め赤で作る最高の晩酌
韓国海苔巻きに合うスパークリングを探している方は、【実食レビュー】キンパに合う1000円台スパークリングは?ごま油×泡の相性を徹底検証!も参考になります。
意外な組み合わせの美味しさをチェック!→ 👉 【実食検証】納豆巻き×白ワインはアリ?1000円台ワインで発酵ペアリング体験!
意外な組み合わせNo.1?ラーメンとワインの相性を徹底解説。→ 👉意外なマリアージュ】ラーメンに合うワインはコレ!1000円台で楽しむ最強ペアリング術
国民食の定番、カレーとワインの相性をネットの評判から徹底分析。→ 👉カレーにワインは本当に合う?ネットの評判から導く1000円台ペアリングの結論
日本の「だし文化」の代表格、うどんとワインの相性を深掘り。→ 👉【ペアリング研究】うどん×ワインは意外な名コンビ!だしに寄り添う1000円台の選び方
意外な組み合わせですが、「鴨南蛮そば」とシャルドネのペアリング実例も紹介しています。→ 👉 スーパーで買える!鴨南蛮そばにぴったりのウッドブリッジ・シャルドネ
まとめ
いかがでしたか?ワインのペアリングは、決して難しいルールブックではありません。
スーパーのお惣菜やコンビニのおつまみで、もっと自由に、もっと気軽に楽しむためのヒントです。
- 家飲みは、スーパーのおつまみで十分豪華になる!
- 難しい知識より「色・味・産地・重さ」を意識するだけでOK!
- 1000円台ワインで、罪悪感なく“おうちバル”を楽しもう!
この記事が、あなたの家飲みをもっと豊かで楽しいものにするきっかけになれば嬉しいです。
お店で手軽に楽しむなら。→ 👉 サイゼリヤのおすすめペアリングメニュー


次の家飲みは、ぜひワインとおつまみのペアリングを試してみてくださいね!
編集後記
この記事を書きながら、さっそく我が家でも「唐揚げとピノ・ノワール」を試してみました。
やすさんの言う通り、唐揚げのジューシーな脂とピノ・ノワールの酸味が見事にマッチ!ついつい唐揚げに手が伸びてしまい、ワインが残っているのに、あっという間にお皿が空っぽに…。
「やすさん、唐揚げが進みすぎてワインより先になくなっちゃった!もっと買ってきて!」と叫んだのは、言うまでもありません。皆さんも、おつまみの量にはご注意を!









