秋の夜長、皆さんは何をお供に過ごしていますか? 我が家「1000円台ワイン研究所」では、もっぱら安くて美味しいワイン探しに夢中です。
先日、いつものように子どもたちのおやつを買いに近所のシャトレーゼへ立ち寄ったところ、ワインコーナーで見慣れないPOPを発見!
なんと、あの大人気「樽出し生ワイン」シリーズに、2025年9月発売の新作「シラー」が登場しているではありませんか。
これまでシャルドネやカベルネはリピートしてきましたが、スパイシーな赤ワインの代表格・シラーがこの価格で飲めるなんて…。
これはもう、研究所の血が騒ぎます。「買うしかない!」と即決。
今回は、シャトレーゼで見つけた掘り出し物、限定品の「樽出し生ワイン シラー」を、やす&トコ夫妻が徹底レビューします!
安井湾&都子近所のシャトレーゼで新作に出会えるなんてラッキー!シラーにワクワクが止まらないっす!
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【実飲レビューまとめ】値段別1000円台ワイン徹底検証!随時追加中
本当に失敗しない1本を探すなら、【1000円台で買えるワインおすすめランキングTOP10】をご覧ください
まずは基本情報から!シャトレーゼ「樽出し生ワイン シラー」の商品スペック
まずはこのワインの基本的なスペックを整理しておきましょう。「樽出し生ワイン」ならではのルールもあるので、初めて買う方は要チェックです。
- 商品名:樽出し生ワイン(赤)シラー
- 発売日:2025年9月19日~(数量限定)
- 容量:720ml(専用のリターナブル瓶に詰めてもらう方式)
- 価格:税込836円(本体760円)※初回のみ別途瓶代が必要
- アルコール度数:13%前後
- 味わいの特徴:ブルーベリーのような果実香に、黒胡椒のスパイシーなアクセント。ほどよい酸と渋みを持つミディアムボディ寄りの辛口。
- 保存方法:「未加熱処理のため要冷蔵。未開栓で約2週間が目安、開栓後はできるだけ早めに飲み切り推奨。
- 入手方法:全国のシャトレーゼ一部店舗限定(オンライン販売はなし)



“生”と付くだけあって、加熱殺菌されていないフレッシュさが魅力。だからこそ、冷蔵保存と2週間ルールは必ず守りたいポイントだね。品質が味を左右するから。


そもそも「シラー」ってどんなブドウ品種?
「シラー」と聞いても、ピンとこない方もいるかもしれませんね。ここで少しだけ、このブドウ品種について解説します。
シラーは主にフランス・ローヌ地方で古くから栽培されてきた黒ブドウです。その最大の特徴は、なんといっても「黒胡椒」を思わせるスパイシーな香り。
色合いも濃く、しっかりとした果実味と、ほどよい酸味・タンニン(渋み)を兼ね備えています。
そのスパイシーさから、特に肉料理や香辛料の効いた料理との相性は抜群。一方で、その独特の風味が「少しクセが強い」と感じる人もいる、個性派なブドウです。



シラーは専門家の間でも“黒胡椒のニュアンス”と表現されるほど、スパイシーさが際立つ品種なんだ。だから、味わいのアクセントが欲しい時にはもってこいだよ。ただ、このシャトレーゼ版は生ワイン仕様で渋み控えめ。入門編として飲みやすいタイプです。



なるほどー!だから唐揚げとか、味の濃いソーセージに合うって言われるわけね!理論はともかく、美味しい組み合わせなら大歓迎!
1000円台で手に入るシラーについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。


ネットやSNSでの評判は?口コミをチェック
私たちが飲む前に、世間の声もチェックしてみました。SNSや公式サイトには、すでに多くのレビューが寄せられています。
【良い口コミ】
- 「本当にフレッシュで飲みやすい!これが800円台なんて信じられない」
- 「変な雑味がなくて、果実味がストレートに感じられる綺麗な味」
- 「スパイシーさが最高!週末のピザに合わせてリピ確定です」
【気になる口コミ】
- 「買ってから数日経つと、やっぱりフレッシュさが落ちる気がする」
- 「売っている店舗が限られているのが残念…」
- 「フルボディ好きには少し軽めに感じるかも」
やはり、フレッシュさとコスパの高さを評価する声が圧倒的多数。一方で、生ワインならではの鮮度の重要性や、店舗限定というハードルを指摘する声もありました。



“リピ確定”って口コミ、すごくわかる!私も飲んでみて、すぐ『次も買おう』って思ったもん。週末の楽しみにストックしておきたい感じ。



ただし、その意見は“鮮度が良い状態で飲んだ”という前提があってこそ。フレッシュさが命のワインだから、購入後は計画的に飲み切ることが重要だね。
【いざ実飲】シラーの香り・味わいを徹底レビュー!
お待たせしました!実際に夫婦で飲んでみた感想です。
【香り】
グラスに注ぐと、まずブルーベリーを煮詰めたような、甘やかでジューシーな香りが立ち上ります。まるで、チョコレートケーキの横に添えられたベリーソースみたい。
その奥から、ピリッとした黒胡椒の香りが追いかけてきて、食欲をそそります。
【味わい】
口に含むと、まずフレッシュな果実の甘みと爽やかな酸味が広がります。「ジューシー!」と思わず声が出るほど。その直後、舌の奥でシラー特有のスパイシーな余韻が感じられます。
渋み(タンニン)はとても穏やかで、赤ワインが苦手な人でもスルスル飲めてしまいそうな軽快さです。
【温度変化】
冷蔵庫から出したての冷たい状態だと、果実味が際立ちスッキリとした印象。
少し時間を置いて常温に近づくと、黒胡椒のようなスパイシーな香りがより豊かになり、味わいに奥行きが出てきます。



温度帯によって表情がこれほど変わるのは面白いね。冷やせば軽快な食中酒に、少し温度を上げればワイン単体でも楽しめる。ポテンシャルが高い証拠だ。



“軽快なのにちゃんと赤ワインらしい満足感もある”って感じかな。重すぎないから、平日の夜ごはんにピッタリ合うのが嬉しい!
【ペアリング分析】このワイン、どんな料理に合う?研究所が徹底解説!
では、このシャトレーゼのシラーが持つ「フレッシュな果実味」と「黒胡椒のようなスパイス感」は、具体的にどんな料理のポテンシャルを引き出してくれるのでしょうか。
1000円台ワイン研究所が、その味わいの特性から最高の組み合わせを分析・提案します。
このワインの鍵は、①ジューシーな果実味、②爽やかな酸、③ピリッとしたスパイスの3要素。この三拍子が、家庭料理の強い味方になるのです。
甘辛いタレの肉料理(焼き鳥、ハンバーグなど)
ワインの持つブルーベリーのような果実味が、醤油とみりんをベースにした甘辛いタレと見事に調和します。肉の旨味を、シラー特有のスパイスがキリっと引き締めてくれるでしょう。
揚げ物(唐揚げ、コロッケ、フライドポテトなど)
このワインの持つ心地よい酸は、揚げ物の油分を口の中でサッと洗い流し、後味をスッキリさせてくれます。特にソースや黒胡椒を少し効かせた揚げ物とは、ワインのスパイス感との相乗効果で、お互いの美味しさを高め合います。
スパイスの効いた料理(ピザ、ソーセージなど)
トマトソースの酸味や、加工肉に含まれる香辛料に、ワインの風味が負けることはありません。むしろ、お互いのスパイシーなキャラクターを引き立て合う、王道の組み合わせと言えます。
【研究所からの注意喚起】
お刺身や魚の塩焼きといった繊細な和食とは、ワインのスパイシーな個性がぶつかってしまう可能性があります。素材の味を活かす料理よりは、少ししっかりした味付けの料理と合わせるのがおすすめです。



なるほどー!理屈はわかった!つまり、スーパーで買ってきた唐揚げやコロッケに合わせるだけで、いつもの食事がご馳走に変わるってことね!まさに家飲みの救世主!



その通り。分析上、このワインの酸は油分を効果的にリフレッシュさせ、後味のスパイスが肉の風味を際立たせる。家庭料理、特に揚げ物や味の濃い肉料理との相性は抜群と結論付けられるね。
今回ご紹介した以外にも、唐揚げ・ラーメン・カレーなど人気料理との相性をまとめています → 【ペアリング完全ガイド】
コスパ評価:この価格でこの味は「買い」か?
さて、結論です。836円という価格を踏まえて、このワインは「買い」なのでしょうか?
- デイリーワインとして:◎(文句なし)836円でこのフレッシュな果実味と本格的なスパイス感が味わえるなら、コスパは非常に高いと言えます。
- パーティ用として:〇(話題性あり)「シャトレーゼの量り売りワインだよ」と出せば、その珍しさで盛り上がること間違いなし。
- ワイン初心者へのおすすめ度:◎(飲みやすい)渋みが控えめで果実味が豊かなので、「赤ワインの渋さが苦手…」という方のシラー入門に最適です。
ただし、「要冷蔵&賞味期限2週間」「店舗限定」という点だけは、購入前に考慮すべきポイントです。



コストパフォーマンスという観点では、疑いなく満点に近い。ただし、その価値を最大限に引き出すには、鮮度管理というルールを絶対に守る必要がある。



はいはい、やすさん!私から言わせれば、『お菓子を買いに行くついでに、美味しいワインもゲットできる』これぞ主婦にとっての最強動線だよ!便利さもコスパのうちだよね!
総評:1000円台ワイン研究所の最終評価
それでは、1000円台ワイン研究所としての最終評価を発表します!
- 総合評価:★★★★☆(4.2/5.0)
- リピート度:★★★★★(週末の揚げ物デーに常備したい)
- コスパ:★★★★★(800円台のクオリティを遥かに超える)
- 飲みやすさ:★★★★☆(赤ワイン初心者にもおすすめ)
- おすすめシーン:平日の夕食、週末のピザや唐揚げパーティ
「初めてのシラー体験」や「デイリーで気軽に楽しめる赤」を探しているなら、間違いなくおすすめの一本です。



“樽出しのフレッシュさ×シラーのスパイシーさ”は、いつもの家飲みをちょっとだけ特別にしてくれる最高の一本。これはもう、冷蔵庫に常備決定だね!
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【実飲レビューまとめ】値段別1000円台ワイン徹底検証!随時追加中
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まとめ:見つけたら即買い推奨の限定シラー!
最後に、シャトレーゼ「樽出し生ワイン シラー」のポイントをまとめます。
- フレッシュな果実味と黒胡椒のスパイスが836円で楽しめる、驚異のコスパ!
- 家飲みの揚げ物や肉料理との相性は抜群。食卓のレベルを上げてくれる。
- 「要冷蔵」と「2週間以内」のルールを守ることが、美味しく飲むための絶対条件。
- 一部店舗限定品なので、シャトレーゼのアプリや公式サイトで取扱店舗をチェックしよう。
ちなみに、シャトレーゼの樽出し生ワインは、春や秋に新しい銘柄が登場することが多いそうです。
今回のように、ふらっと立ち寄った時に新作に出会えるかもしれないので、皆さんもぜひ店頭をチェックしてみてくださいね!
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編集後記
すっかりこのワインが気に入ってしまい、先日2本目を買いに走った安井家。
ただ一つ問題が…。飲み終わった後の空き瓶を返し忘れて、我が家の床下収納が“シャトレーゼ瓶置き場”になりつつあります。
次に瓶を返却する日は、家族総出の一大イベントになりそうです(笑)。
シャトレーゼのシラーは期間限定。1000円台で気軽に飲めるシラーはこちらをご覧ください。


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