ベルーナの「金賞受賞ワインセット」、飲んだことがある人も多いですよね。その中でも、ほぼ毎回のように登場する定番が「サー・ド・サレーレ(Sire de Salleles)」です。
南仏らしい濃い色合いに、「フルボディ」「金賞」の文字。でも実際のところ、
- 「甘いの?それとも重いの?」
- 「金賞って本当においしいの?」
- 「コスパは本当に良いの?」
と、気になる点も多いはず。
今回は1000円台ワイン研究所として、実際に飲んだ感想に加え、スペック上の特徴や似たワインとの比較まで含めて、忖度なしでレビューします。
やすさん「スペック上の『フルボディ』と実飲の印象の差、しっかりデータで見ていきましょう」



「結局は『また飲みたいか』だよね! 今日のご飯に合うかチェックするよ!」
👉 他の価格帯や種類の実飲レビューも気になる方は、こちらをどうぞ
【実飲レビューまとめ】値段別1000円台ワイン徹底検証!随時追加中
このワインは、ベルーナのワインセットの中の1本👉【3980円】フランス金賞赤6本セットをゲット!選び方5条件でチェックしてみた
サー・ド・サレーレの基本情報(おさらい)


まずは、このワインがどういう素性のものなのか、データを整理しておきます。
基本情報:サー・ド・サレーレ(Sire de Salleles)
- 生産者:要再確認(生産者組合等の記載を確認推奨)
- 原産国/地域:フランス/IGPオード
- 品種:マルスラン、カラドック(比率はヴィンテージにより異なる場合あり)
- アルコール度数:13.5%
- スタイル/甘辛:赤/フルボディ表記(実飲感はミディアム〜フル)
- 容量:750ml
- 輸入元:ベルーナ
- 価格目安:セット価格で1本あたり600円〜800円前後(単品定価は1,600円前後)
- 備考:金賞受賞歴多数(ヴィンテージにより異なる)
ワインスペック整理
このワインは、フランス南部のラングドック・ルーション地方(IGP Aude)で造られています。
使用品種は「マルスラン」と「カラドック」。あまり聞き馴染みのない品種かもしれませんが、どちらも南仏で開発された交配品種で、暑い地域でも色濃く、果実味豊かに仕上がるのが特徴です。
アルコール度数は13.5%としっかりめ。主に通販サイト「ベルーナ」が直輸入しており、セット販売の常連として知られています。



「まずは『南仏の濃い系品種』を使っているという前提を押さえておきましょう」



「へぇ〜、聞いたことない品種だけど、ようは『濃い味』ってことね!」
どんな人向けのワイン?
このワインは、複雑な香りをゆっくり楽しむというよりは、「わかりやすい果実味」を求めている人に向いています。
- ベルーナのワインセットをよく利用する
- 酸っぱいワインより、甘口寄りの赤が好き
- 気取らない毎日のデイリーワインを探している
こういったニーズにはピタリとハマります。



「繊細さよりも、力強さとわかりやすさがウリのワインですね」
今回の実飲条件
今回は以下の条件で検証しました。
- 温度:室温(16〜18℃前後)。冷やしすぎると渋みが目立つため、常温がおすすめ。
- 抜栓:開けてすぐの状態と、15分後の変化を観察。
- グラス:ごく一般的な赤ワイン用グラスを使用



「家で飲む時にわざわざデキャンタなんてしないもんね。開けてすぐ飲めるかが大事!」
実飲レビュー|香り・味わいを正直に
では、実際に飲んでみた率直な感想をレポートします。
香りの印象
グラスに注ぐと、色はかなり濃いガーネット。香りはブラックベリーやイチジクのジャムのような、煮詰めた果実の甘い香りが漂います。
奥の方に少し、ミントのような清涼感やヨード(海藻っぽいミネラル感)のニュアンスも。抜栓直後は少し香りが閉じ気味ですが、スワリング(グラスを回す)すると開いてきます。



「南仏特有の熟した果実香ですね。独特の薬草っぽいニュアンスも分析できます」



「うん、ちょっと個性的な香りがするね! 濃いブドウジュースみたい」
味わい・口当たり
口に含むと、アタック(第一印象)は「やや甘め」です。果実の甘みが強く、酸味は控えめなので非常に飲みやすいです。
ラベルには「フルボディ」とありますが、タンニン(渋み)は丸く弱めなので、飲んだ重量感としては「ミディアムボディ寄り」に感じます。喉越しがよく、引っかかりがありません。



「数値や表記より、体感としての『重さ』は軽めです。渋みが苦手な人には好材料ですね」



「そうそう! 『濃い』けど『渋くない』から、スイスイいけちゃうやつだ」
「フルボディ表記なのに甘い?」と感じた方は、この仕組みを知ると納得できます。
→ 👉 ワインの「辛口・甘口」って何が違う?1000円台で失敗しない選び方ガイド
時間経過による変化
抜栓から15分ほど経過すると、硬さが取れて果実味がさらに前面に出てきました。渋みは増すことなく、甘さの印象が最後まで残ります。時間が経ってもバランスが崩れにくいのは、安定した造りの証拠とも言えます。



「酸化による劣化も遅いタイプ。翌日持ち越しでも味は落ちにくいでしょう」



「これはゴクゴク系だね(笑) 気づいたら空になっちゃうパターン!」
スーパー惣菜ペアリング実飲検証
「セットで買ったけど、今日の晩ごはんに合うかな?」という疑問に答えるべく、スーパーの惣菜と合わせてみました。
相性が良かった料理
特に相性が良かったのは、「甘辛い味付け」の肉料理です。
- ハンバーグ(デミグラスソース)
- 焼き鳥(タレ)
- すき焼き風の煮物
ワイン自体にジャムのような甘みがあるため、醤油やみりん、デミグラスソースの甘みと見事に同調します。肉の脂を程よく流してくれました。



「南仏の赤と甘辛ソースの相性は理論的にも鉄板です。脂の旨味を補完し合いますね」



「焼き鳥のタレと合わせたら最高だった! 居酒屋メニューに合うのは嬉しい〜」
同じく「ハンバーグ」や「甘辛ソース」に合うワインを探しているなら。
→ 👉 甘口タレに負けない!業スー「照り焼きハンバーグ」と相性抜群のワイン特集|赤・白・微発泡【全部1000円台】
焼き鳥(タレ)に合う、南仏の果実味系ワイン。→ 👉 【実飲レビュー】サー・ド・サレーレは甘い?ベルーナ金賞赤の実力検証
正直イマイチだった料理
一方で、合わなかったのは「生魚」系です。
- 寿司盛り合わせ
酢飯の酸味とワインの甘い果実味が口の中でケンカしてしまい、生臭さが強調されてしまいました。



「これは酸と糖のバランスが衝突しましたね。魚介なら白か、もっと酸の強い赤が必要です」



「うん、これは合わなかったね〜。お寿司の時はお茶にする(笑)」
家飲み向き度
結論として、「食中酒」として非常に優秀です。
単体で飲むと甘さが少し重く感じるかもしれませんが、料理と合わせることで真価を発揮します。休日の特別なディナーというよりは、平日の晩酌で気軽に開けるのに向いています。



「単体完結というよりは、“料理ありき”で輝くタイプのワインです」



「『今日のご飯、ちょっと濃い味だな』って時に開けるのが正解!」
安ワインとおつまみとのペアリングを知りたい方はこちらをご覧ください


似た1000円台ワインと比較してみる
「サー・ド・サレーレが好きなら、これも好きかも?」あるいは「ちょっと違ったな」という人向けに、同価格帯の有名ワインと比較してみます。
① アルパカ カベルネ・メルロー(チリ)
スーパーで必ず見かけるアルパカ。サー・ド・サレーレに比べると、「渋み」がしっかりあり、甘さは控えめです。こちらは品種特性通り、タンニンと骨格がしっかりしています。よりドライな味わいです。
基本情報:サンタ・ヘレナ・アルパカ・カベルネ・メルロー
- 生産者:サンタ・ヘレナ
- 原産国/地域:チリ
- 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
- アルコール度数:13.0%前後
- スタイル:赤/ミディアムボディ
- 価格目安:600円〜800円前後
- ペアリング:
- Good: ステーキ、ビーフシチュー
- Avoid: 繊細な和食
実際に飲んで検証したアルパカの詳細レビューはこちら。
→ 👉 【実勢価格600円前後】アルパカ カベルネ・メルローは本当に美味しい?口コミと惣菜ペアリングを検証
② ラ・クロワザード レゼルヴ 赤(フランス)
同じ南仏ワインとして人気のラ・クロワザード。果実味の方向性は似ていますが、こちらの方が香りが素直で、個性の強さ(薬草っぽさなど)は控えめです。バランスの良さと無難さで選ぶならこちら。誰に出しても恥ずかしくない優等生です。
基本情報:ラ・クロワザード レゼルヴ カベルネ・シラー
- 生産者:ラ・クロワザード
- 原産国/地域:フランス/ラングドック
- 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー
- アルコール度数:13.5%
- スタイル:赤/フルボディ
- 価格目安:1,000円〜1,300円前後
- ペアリング:
- Good: チーズハンバーグ、ミートソースパスタ
- Avoid: 激辛料理
③ ドン・シモン セレクション赤(スペイン)
紙パックや激安ワインとして有名なドン・シモン。こちらはワインというより「ブドウジュースに近い感覚」で飲めます。サー・ド・サレーレよりもさらに軽く、甘いです。複雑性は求めず、とにかく安く気軽に酔いたい時の選択肢ですね。構造はシンプルです。
基本情報:ドン・シモン セレクション
- 生産者:J.ガルシア・カリオン
- 原産国/地域:スペイン
- 品種:テンプラニーリョ
- アルコール度数:12.0%前後
- スタイル:赤/ライト〜ミディアム
- 価格目安:400円〜600円前後
- ペアリング:
- Good: ピザ、スナック菓子
- Avoid: 本格的な肉料理(負けてしまう)
まとめ|サー・ド・サレーレは買いか?
サー・ド・サレーレのレビューをまとめます。
- 甘口寄りで渋みが弱いため、飲み疲れしない。
- 「フルボディ」の重厚感を期待しすぎると、少し軽く感じるかも。
- セット買いの1本(実質600円〜)として考えるなら、コスパは非常に優秀。
正直、単品定価(1,600円前後)で買うなら他にも選択肢はありますが、ベルーナのセットに入っている分には「当たり枠」と言って良いでしょう。甘辛い家庭料理と合わせて、気楽に楽しむのが正解です。



この銘柄、良いけど“もう一押し”の当たりも探したい人いるよね。



なら【1000円台おすすめランキング】が早いよ。定番の“ハズレにくい”のだけ集めてるから!



味の系統と予算でサクッと絞れるように並べ直したんだ。スーパー&通販どっち派でもOK。



迷ったらココ見れば解決〜。うちはここから何本もリピしてるよ!


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