スーパーやワインショップでよく見かける、可愛らしい花のクマのイラストが描かれたラベル。
今回はアルゼンチンの人気オーガニックワイン「クマ オーガニック マルベック」をレビューします。
「オーガニックでお手頃価格」という魅力的な一本ですが、実際の味わいはどうなのでしょうか?
「味が薄いのでは?」「独特の癖がある?」そんな疑問を解消すべく、1000円台ワイン研究所の安井夫婦が実際に購入して徹底検証しました。
やすさん「アルゼンチンと言えばマルベック。しかも高地栽培のブドウを使っているという点で、スペック的にも非常に興味深いワインですね。」



「はいはい、やすさん!私はラベルが可愛くて、オーガニックで体に優しそうならそれだけで高評価だよ!あとは美味しいかどうか、しっかりチェックするね!」
他レビューもまとめてチェック。→ 👉 【実飲レビューまとめ】値段別1000円台ワイン徹底検証!随時追加中
本当に失敗しない1本を探すなら、【1000円台で買えるワインおすすめランキングTOP10】をご覧ください
基本情報:アルゼンチン高地が生むオーガニック赤ワイン


まずは、今回購入したワインのスペックと、購入時の様子を整理します。
- 購入店: 近所のトライアル
- 価格: 1,080円(税込)
- 購入理由: 夕食のハンバーグに合わせるため、重すぎず、でも果実味がしっかりした赤を探していたところ、棚の目立つ位置にあったため。
- 商品名: クマ オーガニック マルベック (Cuma Organic Malbec)
- ヴィンテージ: 2023(購入時)
- 生産国: アルゼンチン(サルタ州 カファジャテ)
- 品種: マルベック 100%
- アルコール度数: 13.5%
- キャップ仕様: スクリューキャップ



「『本日のおすすめ』シールが貼ってあって、1,000円ちょっと。これなら失敗してもお料理に使えるし!ってカゴに入れたのよね。」



「トコちゃん、その選び方も大事な生活の知恵ですね。でも実はこのワイン、造り手がすごいんですよ。」
産地・造り手・ブランドの背景
このワインを手掛けるのは「エル・エステコ(旧ミシェル・トリノ)」。
アルゼンチンの北西部、標高1,700mという驚異的な高地にある「カルチャキ・ヴァレー(カファジャテ)」に畑を持っています。
- 高地栽培のメリット: 昼夜の寒暖差が激しいため、ブドウがゆっくり熟し、酸味を保ちながら糖度が上がります。
- Cuma(クマ)の意味: 現地の言葉で「純粋、清らか」を意味します。
- オーガニック認証: アルゼンチンの有機認証機関「アルゼンサート(Argencert)」の認定を受けています。



「標高1,700mというのは、日本で言えばかなり高い山の上です。紫外線が強いのでブドウの皮が厚くなり、ポリフェノールや色の成分が濃厚になるんです。」



「へぇ〜!厳しい環境だからこそ、美味しく育つんだね。自然の力ってすごい!」
他のアルゼンチンワインと比較してみたい方に。→ 👉 安うまアルゼンチン赤!エル・エステコ『ドン・ダビ』カベルネの評価
実飲レビュー:夫婦の本音で味わいを検証
それでは、実際に抜栓して飲んでみましょう。スクリューキャップなので、クルッと回すだけで簡単に開けられます。
外観と香りの印象
グラスに注ぐと、色は非常に濃い紫色。縁の方までしっかりと色素が詰まっており、粘性(ディスク)もそこそこあります。
【香りの第一印象】
- やすさん分析: 開けたてから香りが立ちますね。ブラックベリーやプラムのような黒系果実の香りが主体。樽の香りはほとんどせず、純粋なブドウの香りです。
- トコちゃん感想: うわっ、すっごくフルーティー!お菓子作りにつかうベリーのジャムみたいな、甘酸っぱくて濃い匂いがするよ。
味わい(入口〜余韻)
【一口目】
口に含むと、予想通りジューシーな果実味が広がります。
アタック(飲み口)はソフトですが、中盤からグッと果実のボリューム感が出てきます。タンニン(渋み)はありますが、角が取れていて丸い印象です。



「ん〜!濃い!でも、渋くて顔がシワシワになる感じじゃないね。ぶどうジュースをすごく濃くして、大人っぽくした感じ?」
【飲み進めての変化】
冷蔵庫から出して15分ほど経過し、温度が16〜18℃くらいになると、より甘みと香りが開いてきました。



「温度が上がると、このワインの持ち味である『完熟したプラム』のニュアンスが強まります。逆に冷やしすぎると渋みが目立つので、今の時期なら常温でちょうど良いですね。」
総合評価
- 果実味: ★★★★☆(非常に豊か)
- 渋み・タンニン: ★★★☆☆(しっかりあるが滑らか)
- 酸味: ★★★☆☆(程よくバランスが良い)
- コスパ: ★★★★☆(1,200円前後なら文句なし)
オーガニック赤をもっと知る。→ 👉 コノスル「オーガニック 赤」を実飲レビュー|1000円台で肉に合う濃いチリカベは買い?
ペアリング検証:スーパー惣菜で3品試す
「日常の食卓」をテーマに、スーパーで買えるお惣菜と合わせてみました。
① ハンバーグ(デミグラスソース)|相性:◎
まずは王道のハンバーグから。



「これは鉄板!デミグラスソースの甘みと、ワインの果実味がぴったり重なるよ。お肉の脂っこさをワインが流してくれる感じ。」



「同感です。マルベックの少し野性味のある果実感が、挽肉の旨味を引き立てていますね。ケチャップ強めのソースでも合いそうです。」
② 焼き餃子(スーパーのお惣菜)|相性:◯
意外な組み合わせとして、中華の餃子に挑戦。



「面白いですね。餃子の脂とニラのパンチのある香りに、ワインの濃さが負けていません。タレにラー油を少し多めに入れると、スパイシーさがリンクしてより合います。」



「へぇ〜!餃子ってビールだと思ってたけど、この赤ワインならイケる!皮のモチモチ感とも合う気がするなあ。」
餃子とワインの“正解ペアリング”を深掘り。→ 👉 【種類別徹底解説】餃子に合うおすすめワイン|白・ロゼ・泡・軽め赤で作る最高の晩酌
③ 冷凍ラザニア|相性:◎
チーズとミートソースたっぷりのラザニアと合わせてみました。



「あ、これが一番好きかも!チーズのコクとワインが溶け合って、お店で食べてるみたい!」



「トマトの酸味、挽肉の旨味、チーズの脂肪分。これらがマルベックの持つ要素(酸・果実味・タンニン)と完全にシンクロしています。素晴らしいマリアージュです。」
【番外編】合わなかったもの:寿司盛り合わせ



「やはり酢飯の酸味と生魚の鉄分が、ワインのタンニンと衝突して生臭さを生んでしまいました…。お寿司の日は素直に白ワインかスパークリングにしましょう。」



「口の中が鉄棒の味になった…(泣)。やすさん、止めてよ〜!」
安ワインとおつまみとのペアリングを知りたい方はこちらをご覧ください


コスパ評価とまとめ
クマ オーガニック マルベックは、1000円台前半で買えるワインとして、非常に高いパフォーマンスを見せてくれました。
研究所の結論
- おすすめできる人: 濃いめの赤ワインが好きだけど、渋すぎるのは苦手な人。オーガニックに関心がある人。
- おすすめシーン: 平日の夕食(特にハンバーグや肉料理の日)、カジュアルなホームパーティー。
『濃いけど素直』というのがこのワインのキーワードですね。複雑味を求める高級ワインとは違いますが、日常的に飲むならこの分かりやすさが正義です。
▼このワインを飲んで見たい方へ



「スーパーで買うのも楽しいけど、売り切れてることも多いよね。探すとないんだよね~。」



「そんな時はネットが便利。Amazonプライムなら1本でも送料無料、楽天やYahoo!ならポイント還元で実質さらにお得だよ。(各通販の使い方はこちらの記事にまとめたよ)」



「なるほど、普段使ってるショップで買えばいいのね!意外と店頭で買うよりもメリットあるかもね。」



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